ご近所のあいさつトラブルは意外と多い!よくある事例と対処法


あいさつをする人としない人、どっちが多数派?

クラウドワークスで1人暮らし100人の方にアンケートを実施(2018年2月)したところ、

同じ建物の隣人や住人に、基本、

あいさつをする…74人
あいさつをしない…26人

で、あいさつをする派が多数でした。

今回は、そんなあいさつにまつわるご近所トラブル事例と対処法をご紹介いたします。

あいさつをしなかったばかりに引き起こしたトラブル

不動産会社勤務です。ここでは、うちの管理物件に住む女性から実際に相談を受けた事例を紹介します。

 

 

あいさつトラブル事例:女性の話

同じ建物に住む年配の女性の方、いつも一方的でこちらの都合も考えずに会うたびに話しかけてこられるのが正直イヤでした。

そこである日、その人と道ですれ違うとき、話しかけられ、あいさつをされたのですが、一度、無視してみたんです。すると、通り過ぎてから5秒後に

「あいさつくらいしなさいよ!!!」

と大声で怒鳴られたのです。

 

それからというものの、その年配の女性は彼女を敵視するようになったようで、

・すれ違いざまに不機嫌な顔をし
・別のご近所さんたちに「あいさつもできない小娘」などと言いふらし

その年配の女性や別のご近所さんたちとも会うのが気まずくなったそうです。

誰でもあいさつを無視されたら、イラっとしたり、悲しい気持ちになったり、決して良い気分はしないよなぁ… 話に応じる義務はないのだが、

「ごめんなさい。電車の時間が…」
「急いでますので、また今度、聞かせてください」

とうまく逃げ、軽く会釈するのが大人の対応だったと思うぞ。

年配の女性の方も、別のご近所の方に言いふらしたのは、よくないなと思いつつも、彼女が最初にあいさつを無視していますから分が悪いですよね。力になれたらよかったのですが、結局、管理会社の担当者としても助けてあげられませんでした。

何か嫌がらせをされた、実害が出たときには改めて相談してくださいと伝えて、この相談は終了となりました。

その後、彼女は、その年配女性と関わらないように、出かけるときは、あえて遠回りし、時間をずらして帰宅しているようです。

 

あいさつトラブルは意外と多い

 

2018年1月に実施したアンケートでも

 

  • こちらはあいさつをしているのに、「あいさつをしないのは無礼」といわれた
  • あいさつをしても無視されてイヤな気持ちになります
  • あいさつをしても舌打ちで返される

 

という回答をいただいていました。

 

もし、相手から「あいさつをしないこと」を咎められたときはどうすべきでしょう?
はじめての一人暮らしでは次の方法をご提案いたします。

 

あいさつでトラブルになったときの対処法

対処法:相手から無視されたら…

①6秒間我慢してこらえる

あいさつを無視されると、当然、人ですから、イラっとし、憤慨します。しかし、怒りのピークは6秒といわれています。ピークを過ぎると、どうでもよくなりますので、6秒だけ我慢しましょう。

 

②あいさつができない人だと認識する

Mayonezというメディアは、あいさつをしない人について次のように分析しています。

 

  • 合理性を優先
  • 好き嫌いが激しい
  • 自分に自信がない
  • コミュニケーションをとりたくない

合理性を優先する人は、あいさつをしても仕方ない、自分に関係ない、だから、あいさつをしないそうです。

自信のない人は、まさか他人が自分にあいさつをしてくるわけがないと考え、あいさつをされても「えっ?私にした?」と思うそうです。

接客のお仕事をしてるからわかるけど、警戒心が強い人も、あいさつを返さないわよ。

さらに核心をつくと、障害や病気の症状というやむを得ない理由も考えられます。

 

あいさつが聞こえていなかった

僕が小さいころ、近所に引っ越してきたばかりのおじいさんにすれ違いざまにあいさつをしたら無視されたことがあって、悲しい気持ちになったことがあります。

しかし、そのあと、そのおじいさんは耳が聞こえない・声を出せない聾唖(ろうあ)の方だということがわかったのです。僕のあいさつは聞こえていませんでした。

ごめんごめん、あのときは。父さんは自治会長から、そのことを聞いていたのに、お前に話していなかったからな…

あのあと、手話を覚えて、あいさつしたら、おじいさんも返してくれたって喜んでいたな!

父さん、そうだよ。だから僕は、あいさつを無視されたといって腹を立てるのではなく、何らかの事情があるのだろうと思ってやり過ごせるようになったんだ。

見た目で判断・理解できない病気・症状がある

重度のうつ病や対人恐怖症といった精神的疾患の治療中で、本当はあいさつを返したいのに返せない人もいます。見た目では判断・理解できないのよね。

もちろん、本当はあいさつができるのにしない人もいます。

 

あいさつしない確信犯も

そういう方に毎回、腹を立てるのは損です。あいさつをされたら、あいさつを返すというしつけを親から受けなかった、かわいそうな方ですので、シンプルにあいさつができない人だと認識し気の毒に思いましょう。

嫌われている、疎まれている、見下されている。だから無視されたという確信なき被害妄想はしないようにしたいものです。

 

③次回から軽く会釈するだけにする

あいさつを無視されたからといって、あからさまに態度に出し、こちらもあいさつをしない。そんな大人にはなりたくないな…

 

会釈=軽くあいさつや礼を交わすこと、それを示す所作

 

どのような相手でも、どのような場面でも、最低限、会釈だけはするようにし、こちらには落ち度がないと主張できる状況を用意しておきたいものです。

ご近所さんとすれ違うときは、声に出さずとも頭を軽く下げるだけで、印象はちがいます。

あいさつは、双方向のコミュニケーションですから、逆のことも考えられます。うかつにも、相手からのあいさつを無視してしまい、イヤな気持ちにさせてしまう場合です。

それを指摘され、咎められたらどのように対処すべきでしょうか? 次章で説明します。

 

対処法:あいさつ無視、ご近所さんから指摘されたら…

①お詫びする

ただ「すみません」の一言です。これだけでいいとは思うのです。多くの場合、この一言で解決できます。

しかし、人は一度、怒りだすと、どんどん怒りが大きくなることもあります。そのときは相手の怒りが静まるまで待たなければなりません。

 

②最後まで黙って話を聞く

反論したり、「忙しいので失礼」と話を途中で折り、逃げたりするのは火に油を注ぎ、相手の怒りをもっと増幅させるわ。

自分があいさつを無視したことが発端となっているのであれば、仕方ないと腹をくくり、最後まで相手の言い分を聞き、怒りが静まるまで待ちます。

ただし、その場面で過剰に謝罪したり、強要されて土下座などしたりしないように注意してくださいね。

 

③「気を付けます」と言って立ち去る

 

相手が言いたいことを言い終えた様子であれば、「以後、気を付けます」と言って、その場をサッと立ち去るようにします。相手が見えなくなるまで見送り、立ち尽くすのは、過剰な対応です。

まちがっても「考えごとをしていて」「聞こえなかった」と反論・言い訳するような真似はしないようにしましょう。

 

まとめ:ご近所の人とのあいさつはしたほうがいい

 

あいさつをしない人、無視する人と遭遇する機会があまりにも多いと、日本人の多くはあいさつができなくなったのかなと残念に思うこともあります。

 

しかし、1人暮らしの方で、あいさつを心がけている人は、100人中74人で、あいさつをしない人のほうが圧倒的に少数派です。

右にならえということではなく、あいさつはマナーですから、基本、したほうがいいです。

 

あいさつをしたのに相手から無視されたと感じたときは…

 

  1. 6秒間我慢してこらえる
  2. あいさつができない人だと認識する(できない事情があると考え、やり過ごす)
  3. 次回から軽く会釈するだけにする

 

 

ご近所さんからのあいさつを無視してしまったときは…

  1. お詫びする
  2. (相手の怒りが静まるまで)最後まで黙って話を聞く
  3. 「気を付けます」と言って立ち去る

 

ようにしましょう。

とくに同じ建物に住んでいるご近所さんとは、ベタベタと仲良くする必要はありませんが、なるべく波風立てずに付き合っていきたいものです。

 

そのためには、あいさつ・会釈は欠かせません。たとえ、相手から、あいさつがなくても、機嫌を損ね、その次から無視するようなことはすべきではありません。

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